更年期障害で仕事が手につきません  M さん 51 歳女性

症例報告

201x年春くらいから、それまで寒がりで寝汗などかかなかったのに、夜半に着替えが必要になりました。動悸とかめまいも起こり、不安になっていたのですが、閉経の気配もあり、これが更年期障害なのだなと、諦めました。

20代には膀胱炎、40代に卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)も患ってきたのですが、50歳になってからの体調不良はさすがにこたえました。

会社で経理を担当しているのですが、ミスが許されない細かい事務処理が続くのに、体が不快だとたまらない思いが募り、集中力が途切れがちになります。

11月にキーンという耳鳴りと偏頭痛が始まり、辻本先生に診ていただくことにしました。頭側部と顔、手・足に鍼という1時間ほどの施術で、痛みが引いてうれしくなり、肩・腰の痛みもお願いしたく、予約を入れました。

以来月2回位のペースで、仕事が立て込んでも時間を取って診ていただいています。

 

Mさんは、鍼に対する体の反応がとてもいい方で、鍼灸の効果がすぐに現れます。

脈をみながら鍼で体調を整えていくのですが、ひと鍼ごとに脈が大きく変わり、1時間位の施術で、体調が大きく改善されていきます。(みなさんこうだと、助かるのですが)

オフィスで一日中コンピュータを見つめるお仕事なので、首が前に傾き、椅子に座って動かさない腰もダメージが大きく、目もとてもお疲れです。

更年期障害の対策として、自律神経を整えながら、これらの対策を組み合わせております。