頸部骨折のリハビリがこんなに早く  S さん 44 歳男性

症例報告

201x年4月に出張先のプールで第3-4頚椎と第5-6頚椎の2ヶ所を骨折し、ボルトによる後方固定術を受けました。

カラーで頚部を保護しなければならず、自由に首を回せないので、首から肩甲骨の間がひどくコリ、また不自然な姿勢の影響か腰も不調になりました。サーフィンやゴルフが生きがいなので、何とかスポーツができるようにとリハビリを頑張りました。

辻本先生には、このコリを治めるように施術いただきました。おかげさまで会社を休むことなく、秋から少しずつ運動もできるようになりました。

 

Sさんはたいへん幸運なことに、頚椎の骨折によっても頚髄を痛めることがなく、何の障害もありませんでした。何とかスポーツができる体になりたいと強い意志をお持ちで、仕事をしながらハードなリハビリを続けられました。

頚部を守るためにカラーを巻かれていたので、僧帽筋・棘下筋・斜角筋・肩甲下筋と、首周りの筋肉が張り詰めていました。ここに鍼を打ち、パルスをかけ、また硬直した肩部には阻力鍼法で筋を緩める施術を行いました。

また手術痕が早く消えるように、灸をすえました。

これらの施術が、首の回転域を広げる効果を持ったと考えています。