生理の2日目がとってもつらく、ロキソニンを必ず飲んでいます。痛みは和らぐのですが、胃痛や下痢といった症状が出てしまい、胃薬を。薬に頼っていることが不安になり、『せんねん灸』を試していたこともあって、インターネットで自宅近くの鍼灸院を尋ねました。
足の冷えと足首の捻挫の後遺症があると言われ、お腹と背中に15分くらい鍼を、足にお灸を受けました。「あーちょっと楽になったかも」と直後からいい感じだったので、生理の前にもう一度受診しました。そしたらなんとなんと、生理痛がすっごく軽くてびっくり。お薬もパスしてしまいました。
月経前症候群 (PMS) や月経困難症は、不妊と並んで、鍼灸の高い効果を期待できる分野です。
また、鍼に対する感受性が高い患者さんは、鍼の効果がダイレクトで、即効性も期待できます。
Aさんは排卵日と、生理が始まる少し前の2回にいらっしゃいました。どちらも身体の冷えが強くみられたので、体調を整える根本対策に、身体を温める補助対策を加えました。
施術とともに身体の変化を自覚され、直後の生理痛も軽減されたようで、とてもうれしく思っています。ご本人は自覚がないようですが、古くからの足の捻挫も、体調不全の原因である可能性があります。
Aさんの場合、この2回の施術だけで体調が完全によくなることは難しいかもしれませんが、施術を適宜続けていただければ、薬に頼る生活から、間違いなく離れられると思います。