どこへ行っても挙がらなかった五十肩が  I さん 56 歳男性

症例報告

201x年秋ごろから、左の腕が90℃以上上げられず、それ以外にも肩甲骨の外側や、仕事を続けていると首周りが凝ってきて耐えられず、鍼を受診することにしました。

腕は最初に激しい痛みがあり、それを市販の鎮痛剤で我慢していたのですが、やがて上げることができなくなってしまいました。

整形外科や整体院で診てもらったのですが改善しません。今回縁あって辻本先生に診てもらうことになりましたが、鍼や灸など単に気持ちいいだけのものと思っていたので、あまり期待していませんでした。

先生は肩の可動域や痛みの有無をチェックしたあと、肘近くに1本鍼を刺して動かし「ゆっくり腕を挙げて」と。びっくりしました。肩がすっと上がったのです。うれしくて激しく上下させていたら、ボキボキと肩が鳴って、先生からゆっくりゆっくりと、言われるありさまでした。

以来、体調の管理を兼ねて1ヶ月に1回診ていただいています。

 

I さんはハードなお仕事を続けていらっしゃるのにもかかわらず、食事や睡眠に気を使われていて、お体を拝見したところ、とっても節度あるバランスでらっしゃいました。このため、五十肩の施術も1回で終わりました。

それ以来1ヶ月に1度、月末の締め切りが過ぎたあとのタイミングで体調管理のために来院されますが、節制されていらっしゃるので、このときも1回の施術だけで、肩や腰の張りが改善されます。