日曜日の夕方から、多少の違和感はあったのですが、月曜日の朝、届いたお米の箱を床から持ち上げようとしたら、腰にぐきっと痛みが走り、動くことが苦痛になりました。「はり・きゅうはよく効く」と雑誌で読んだことがあったので、近所の鍼灸院にあわてて電話、すぐに診てもらいました。
足のかかとに1本鍼を刺し、腰を曲げるように言われました。最初は怖く、痛かったのですが、動くごとに痛みが減り、最後は普通に歩けるようにまでなりました。全部で10分くらい。びっくりです。
ぎっくり腰や寝違いといった疼痛は、急性期であれば、通常10分程度の施術で痛みを取ることができます。
逆に言うと、それ以上時間がかかる場合は、別の症因がある可能性があります。
いずれにしても「痛んだら、すぐ治す」ことが重要です。
私どもの立場で言わせていただくと、先に鍼灸院に来ていただき、それで治らないなら整形外科、という順番で試していただけるといいと思います。
残念ながら多くの患者さんはこの逆をお選びになり、私どものところへ来院されるときには時間がたってしまって、急性期から慢性期へ移行してしまっているケースが多いようです。