ガラス製のカッピングで、鎮痛する

痛み

カッピング(吸玉・吸角)には、ポリカーボネートで作られたカップを、ポンプを使って吸引するタイプのものと、この写真のような、ガラスのカップを、カップ内の酸素を火を使って燃焼し、陰圧にして使うものの、2種類があります。

基本的な用途は同じですが、東洋医学的な側面から、その効果の違いがあります

それは、火を使う、という点です。

火を使って陰圧にされたカップ内は、当然熱を持ちます。その状態で、肌に押し付けるわけですから、皮膚の表面は、熱刺激を受けることになります。

身体が「冷えた」状態の患者さんには、このタイプのカッピング(吸玉・吸角)が奏効する場合が多いのです。