痛み

身体へのヒント

痛みがなかなか取れない場合の、鍼と運動

今日の患者さんは、股関節痛だった。 理学診断をして、閉鎖筋とか梨状筋とか、殿筋回りとか、教科書的な筋肉と関節周りの血流回復をしてみた。で、全体的には痛みの発生箇所は減るのだけど、どうしても、いくつかの...
身体へのヒント

腰の痛みと、頻尿と

坐骨神経痛と、脊柱管狭窄症の治療にいらっしゃっている女性。今日で5回目である。 坐骨神経痛は、まだ鎮痛剤が必要だけど「鍼治療を受けていて、うれしいことがあった」とおっしゃる。頻尿が改善した、と。 夜勤...
トピック

インナーマッスルを緩める

神経はいろいろな筋肉を貫いたり、筋肉と筋肉の隙間を抜けたり、さまざまな走行をしています。体表面の筋肉なら、手技でも対処できるのですが、深部筋 (インナーマッスル) と呼ばれる、身体の中心部にある筋肉が...
身体へのヒント

血流をよくする、ということ

西洋医学的に説明します。 ご存じのように、血液は、心臓を出た動脈が、手指先や足指に広がる末梢毛細血管を巡り、汚れた血液を静脈に流して、心臓に戻る、という循環を繰り返しています。 筋肉も腱も組織も、人間...
身体へのヒント

脊柱管狭窄症は、どのくらいで治るのですか

「何度くらい通院すれば、脊柱管狭窄症は、よくなるのでしょうか」 時間的にも、費用的にも、身体状態からも、これが重要な関心事であることは、よくわかります。 どこの治療院でも、それなりに実績を持っていると...
トピック

脊髄症、椎間板ヘルニアの治療

椎間板ヘルニアの原因と症状 椎間板ヘルニアは、腰椎の骨と骨の間に挟まって、クッションの役割を果たしている髄核が外に飛び出してしまい、それが神経根や脊髄を圧迫することで症状が起こります。 症状は、腰部の...
身体へのヒント

脊柱管狭窄症の治療

(腰部) 脊柱管狭窄症は、おもに加齢性の変性脊椎すべり症、変形性腰椎症によって、脊椎管が狭くなり、そこを通る神経が絞扼されて症状が発生します。 ひとつの神経根障害により下肢・臀部の疼痛を特徴とする神経...
身体へのヒント

坐骨神経痛、脊椎管狭窄症、椎間板ヘルニア

※ 以下の解説は、正確さよりも、概要・要点の理解を優先するため、比喩や省略を使った箇所があります。正確な理解のためには、専門医学書を参考ください。 ※また本院では、東洋医学的な治療も行っていますが、「...
エッセー

ぎっくり腰や五十肩は、最初の1週間が勝負

※ 以下、腰痛や頚肩部の、主に筋肉・腱・神経に由来する痛みについて述べる。感染に伴う痛みや、組織破壊を伴う発痛については、対象としていない。 「急性期」とは、同じ症状が3ヵ月程度継続していることをいう...
身体へのヒント

痛みの場所に、鍼を刺すだけではありません

肩・肩甲骨の周りには、肺経・大腸経・三焦経・小腸経・膀胱経とさまざまな経絡が流れていると考えています。 痛みの場所をチェックしながらどの経絡がつまっているのかを確認し、ツボを探します。 ツボは、痛む場...