ヨーロッパリウマチ連盟(EULAR)が推薦する線維筋痛症の対策法

エッセー

ヨーロッパリウマチ連盟(EULAR)が専門誌『Annals of the Rheumatic Diseases』で報告した、線維筋痛症の対策に対する推奨です。出展はこちら

「反対する」「強く反対する」とされた療法は、大まかには「効かないとわかっている」または「有害な面があることがわかっている」と言えます。

学術的な背景をもとに試された対策法でも、「強く反対」という結論になったものもあります。カイロプラクティックやホメオパシーは「強く反対」となっていますが、医学的に実際に試されたうえでの結論です。* 「」は商品名

●強く支持する
運動療法

●支持する
アミトリプチリン(抗うつ薬「トリプタノール」など):低用量使用に限る
プレガバリン(「リリカ」)シクロベンザプリン(日本では未承認)
デュロキセチン(抗うつ薬「サインバルタ」など)、ミルナシプラン(抗うつ薬「トレドミン」など)
トラマドール(痛み止め「トラマール」など)

認知行動療法
気功、ヨガ、太極拳など
マインドフルネス(瞑想を取り込んでいる)、心身リラクゼーション療法:支持
複数の施術法を組み合わせた療法

ガバペンチン(「ガバペン」など):研究のみ支持

●反対する
MAO阻害薬(抗うつ薬)
NSAIDs(一般的な痛み止め)
SSRI(抗うつ薬)
バイオフィードバック法
カプサイシン(トウガラシの辛味成分)
S-アデノシルメチオニン(サプリメントとしても流通している物質)
催眠療法
マッサージ

●強く反対する
成長ホルモン
ガンマ-ヒドロキシ酪酸ナトリウム(麻薬)
強オピオイド(痛み止め)
ステロイド薬
カイロプラクティック
イメージ療法、ホメオパシーなど