エッセー 生きていることの違和感の正体について 昭和の映画を見ていると、喫煙シーンがやたらと出てくる。刑事たちが貧弱な証拠から犯人を推理するシーンというような緊迫した場面だけでなく、デパートガールが気晴らしに出かけたパーラーでおしゃべりに興じながら... エッセーStaff Blog
エッセー 勝ち組・負け組の判断者は、誰なのだろう 自分が、現在あるいは将来、勝ち組なのか、負け組なのか、と考えてしまうことが、苦しみの源泉である、という人がいる。それに気づかない人は、もっといる。世界の本質は、勝ち組・負け組みのような、単純な二分法で... エッセーStaff Blog
エッセー 「普通である」という病 どうやら世界では、多様性や、少数派との共存という、高度な妥協や、政治性を伴う社会創造を放棄して、多数派の、多数派と思われる人々が、心地いい社会の建設に、梶が切られたようである。心配である。世の中には、... エッセーStaff Blog
エッセー 先天の幸福と、後天の幸福 東洋医学には、先天の精、後天の精というのがある。前者は生まれながらに持っている形質・資質、後者は生きていくうえで体得した形質・資質 (原義を意訳している) の意味だけど、これは人生のあらゆる断面に、当... エッセーStaff Blog
トピック 第九と葛根湯 腱鞘炎で通院いただいている患者さんが、喉が痛く、風邪の引き始めの感じがある。次の日、ベートーヴェン第九「合唱」の本番で、大変心配しているとおっしゃる。で『葛根湯』をお勧めする。医師の処方では、1袋2.... トピック身体へのヒントエッセーStaff Blog
身体へのヒント 食事は、やっぱり大切なのだな 今日の患者さんのお話。100歳を越えたお母さまが、心不全で、あと1週間と、余命宣告される。で、それから頑張って毎日食事を作り、施設に通って、一緒に食べた。すると、だんだん量を食べれるようになり、先日は... 身体へのヒントエッセーStaff Blog
エッセー 私は、スピ系なのかもしれない 私のやっていることは、「医学」ではない気がする。病名の羅列と、その治療法の本を読んでいて、そう思ったのだ。「下肢外側部の疼痛の原因は、坐骨神経の絞扼にある」なんてことは、ないのではないか。そんなシンプ... エッセーStaff Blog
エッセー 東洋医学って何をするのだろうか 私が理解している「東洋医学」の治療とは、身体の動いていなければならない部分を動かすこと、過剰に動いているものを抑えること、過不足な動きを応援すること、体内に溜まってしまった不要物を強制的に排出すること... エッセー
身体へのヒント 痛みがなかなか取れない場合の、鍼と運動 今日の患者さんは、股関節痛だった。理学診断をして、閉鎖筋とか梨状筋とか、殿筋回りとか、教科書的な筋肉と関節周りの血流回復をしてみた。で、全体的には痛みの発生箇所は減るのだけど、どうしても、いくつかの動... 身体へのヒントエッセー痛みStaff Blog
エッセー スマート・ウォッチと鍼灸 スマート・ウォッチというのだろうか、心拍や睡眠状態をモニタリングできる機能の付いた腕時計を、お使いの患者さんが増えてきた。おそらく半数を越えていると思う。個人的にはそこまで身体状態をモニタリングする必... エッセーStaff Blog