この点について、いろいろな研究結果が発表されています。
例えば、農業従事者1.221名と、非従事者1.130名を対象にした前向きコホート研究では、「腰への負担が大きいほど腰痛発症率が低下している」という結果が発表されています。
今日のさまざまな研究から、腰痛の原因は「摩耗・損傷モデル」では説明ができません。腰の健康を保ちたいなら、肉体労働を恐れてはならないのです。
http://1.usa.gov/uk4Nk9
患者も医療関係者も、肉体労働によって腰痛が発症すると思い込んでいます。その思い込みが腰痛の発症率を高めていることに、一日も早く気づいていただきたいと切に願っています。
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※ 『腰痛とは何か』は、長谷川淳史先生のFaceBookの記事を、一部書き換えて引用させていただいています。文の書き換え部分の責任は、辻本にあります。
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