オーストラリアの疫学研究によると、
1.腰痛発症率は30代が最も高い
2.全体の有病率は60~65歳まで増加するが、その後徐々に減少する
3.危険因子として低学歴・ストレス・不安・抑うつ・仕事への不満、職場の社会的支援が乏しいなど。
以上からわかることは、
1.加齢が腰痛の原因である可能性は高くない
2.整形外科的な要因よりも3で挙げられた要因が原因である可能性が高い
腰痛は老化現象という時代遅れの考え方はもう捨てましょう。世界最先端の研究は生物・心理・社会的疼痛症候群として捉えるべきだと強調しています。ですから対策のターゲットを変えなければならないのです。
※ 『腰痛とは何か』は、長谷川淳史先生のFaceBookの記事を、一部書き換えて引用させていただいています。文の書き換え部分の責任は、辻本にあります。
>国民の利益になるかもしれません。もしご迷惑でなければ「シェア」をお願い致したく存じます。いちいち承諾を得る必要もなければ、TMSジャパンも愚拙の名前も出す必要はありませんので、SNSはもちろんブログやサイトに引用先のURLごとコピー&ペーストして、情報の拡散にお力を貸していただけると幸甚でございます。