筋肉に鍼を刺して、鎮痛する

痛み

筋肉が硬化すると、そのエリアに広がる極小毛細血管が圧迫を受けて、発痛物質である老廃棄物の排出が不可能になります。これが、痛みを発生する要因の一つです。

筋肉に鍼を刺すと、その部分に極小の筋破壊が起き、抗炎症作用が発生します。これが、血流を促します。血流量が盛んになると、その流れに老廃棄物が乗って、筋部分から排出され、痛みが緩和します。

写真の例では、後頭下筋群、頭棘筋、胸鎖乳突筋、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋など、頚や肩回りを構成する主要な筋肉に鍼を刺し、鎮痛をしています。