「これでは腰痛は治らない」五輪ドクターが整形外科医に喝!!

身体へのヒント

腰痛に対しての整形外科的アプローチの危険性について、ドクターが率直にお話しされています。

アスリートたちが、腰痛を発生させる原因とされる腹横筋や多裂筋を鍛えていないとは思えないなど、我々鍼灸師とは若干結論が違いますが、ご参考ください。

以下、AERAdotの記事です。出典はこちら

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シドニー、アテネ五輪など4回の夏季五輪に水泳競技チームなどのスポーツドクターとして帯同、水泳大国ニッポンの躍進を支えた整形外科医が“腰痛治療”のあり方に異議を唱えている。痛み止め薬にとどまらず、抗うつ薬や睡眠薬を処方し、根治につながらない対策に終始しているからだ。医療現場の現状を解説してもらおう。

「今の日本では腰痛の原因をつきとめないまま漫然とした対策取られている」

金岡さんによると、アスリートの腰痛も、一般の人の腰痛もその原因はほぼ同じで、“使いすぎや、無理な負荷がかかることで生じる”という。しかも、こうした腰痛は、腰を支える筋膜や椎間板(ついかんばん)、椎間関節、仙腸関節などの微細なダメージで起こることが多い。

では、最善の腰痛治療とは何か。金岡さんはシドニー五輪以降、腰痛で棄権する選手を出さなかったメソッドを明かす。それは意外にも“運動療法”だ。

脊椎や腰椎(ようつい)を支える腹横筋や多裂筋を使うエクササイズをしてください。
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