Staff Blog 本当に意味が通じているのか、きちんと考えること 今日、英語ネイティブの患者さんを拝見していて、気づいたのだけど。鍼の有効性の説明に「autonomic、sympathetic、parasympathetic nerves」という、うろ覚えの言葉を使... Staff Blog
トピック 私は、患者さんではありません そういわれてはっとした、という医師のエッセーを読んだことがある。一度にに多数の患者さんを相手にする医師であれば、各人の固有名をいちいち把握するのは面倒ではあるし、あまり意味も感じないのかもしれない。し... トピック身体へのヒントStaff Blog
Staff Blog 医療感を身につけられた患者さんが、いらっしゃる 患者さんの中には、例えば『癌サバイバー』のように、重篤な病気を経験され、治療し、あるいは治療の過程でいらっしゃる方がいる。その方の多くは、その過程で、その方の「病気感」「治療感」といったものを身につけ... Staff Blog身体へのヒント
Staff Blog 見えているものは、何なのだろう 昔から見えているものは、人によって微妙に違うのではないか、と疑っていた。私が美しいというものを、美しいと感じない人もいるし、その逆も多い。私は絵を描かないけど、絵を描くと (その技術が十分にあれば) ... Staff Blog
Staff Blog 先駆者と、戦後という時代について 多くの人に支持されないことを始めた者が持つ、ヒリヒリした疎外感と、それを失った後の余生の物語。女王様のようにふるまっていた安井かずみが、京都のボンボン加藤和彦と結婚したときには、とってもびっくりしたの... Staff Blog
Staff Blog 『君たちはどう生きるか』の雑感 (承前) (本編は『君たちはどう生きるか』の内容についての情報を含みます)今日、30代後半の女性と『君たちはどう生きるか』について、話をした。映画終了後、背後の客が「こんなサイコパスな主人公じゃ、感情移入できな... Staff Blog
Staff Blog 日本人はいつから米を主食にしたのか 私は東洋医学の末端を占めるものであるから「風土と人体」ということに、大変興味を持つ。なのだけど、例えば、弥生時代の人間は、本当に米を主食にしていたのか、といった疑問が沸くし、華北は麦文化、華中・華南は... Staff Blog
Staff Blog 『君たちはどう生きるか』の雑感 見てきた。ジブリ式のアニメーション技術の高さに満足した。鈴木敏夫が、一切の前宣伝をしない、と判断したことがなんとなく理解できた。そうしたことが、うれしく思えた。いくつか考え事をした。宮崎駿は、1941... Staff Blog
トピック 私は、間(ま)が悪い人間です 木村敏が「うつ病の人間は、間が悪い」と書いていた、と聞く。とても印象的である。「間の悪さ」は何によって発生するのか。それは、その人間の個性と、社会活動の偶然性の、2つの要素の構成比によってである。で、... トピックStaff Blog
Staff Blog 年を取ると、新しいものへの興味が薄れるのか 『好奇心』の定義を「自分の、予測や希望とは違った結果を、受け入れる心構え」であるとすると。年とともに、それが衰えていく理由がよくわかる。その老人が、成功者であっても、失敗者であっても、自分の結論を尊重... Staff Blog