モートン病は、改善できる可能性が高いと考えています

身体へのヒント

「モートン病」は、簡単にいうと、ハイヒールで一番体重がかかる部分(足の母趾・示趾の付け根の辺り)に激しい神経性の痛みを感じる病気とされています。

整形外科で「モートン病」と診断されて、来院された患者さんが50名を越えました。
そこでこれに関して雑感を述べさせていただきます。

私は医師ではないですし、疫学的な調査をしたわけでもないのですが、来院された患者さんを拝見する限り、早期に改善される方が、ほとんどであるという印象を受けています。

本日拝見した患者さんは、2回目。左右両足で痛みをお持ちだったのですが、ジョギングをした際、右足に軽い痛み、左足にかすかな違和感があるという程度まで改善されました。
来院前は、数軒の医療関係に受診し、インソールを何種類も購入され、それでも改善せず、疲れ切ったご様子でした。初診で、直後に改善感があり、本日の再診になりました。

こうしたケースがすべてではありませんが、私の経験する限り、1~2度の施術で大きく改善する例が多いように思えます。(残念ながら、その程度の回数の施術では改善しない場合もありますが)

私どもの施術では、患者さんが痛みを訴えられる場所には鍼を刺しません。

来院される患者さんは、痛みに対する閾値が下がっていることが多く、このため少しの刺激が激しい痛みとして感じられてしまいます。
そこで、鍼灸施術の方針は、この閾値を上げてやることが主眼になります。

患者さんの状態によって、施術方法が違うので施術内容を具体的に説明しづらいのですが、弊院の方針については。こちらをご覧ください。