身体へのヒント 痛いところに刺す、では治らない。 モダンバレーをなさってる患者さんが来院される。着地した時、下腿後部で「ばきっ」と音がしたと、足を引きずっておられる。お近くの整体院で5日間パルスと冷却をされたけど改善しない。私どもで、いつもの施術を行... エッセー痛み身体へのヒント
身体へのヒント 脊椎管狭窄症の症状と、X線やCT画像との間には関連性がありません 皮肉なことに、高性能の画像診断の普及に伴って、1990年代から脊柱管狭窄症が増加しました。ところが、100名の脊柱管狭窄症患者(平均年齢59歳)の臨床症状と、その画像所見(単純X線撮影・脊髄造影・CT... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント 鍼灸はどうして効くのか -現代的解釈(西洋医学的解釈)#1 アメリカ国立衛生研究所CAM研究センターでは、特に鍼の有効性に対する研究が重要視されています。CAM研究センターからの研究費の援助により、全米の研究機関で鍼の有効性が検討されています。私たちの健康には... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント 鍼灸の目的は「気持ちよくする」ことではありません 鍼灸をすると気持ちよくなって寝てしまう、という患者さんがいらっしゃいます。特にお灸を受けると、他のものと比較しがたいほどの気持ちよさです。でも、私どもは単に「癒(いや)し」のために、気持ちよくしている... エッセー身体へのヒント
エッセー 医療 (類似) 行為に関して、関係者がやってはいけないこと 医療行為に対する私の立ち位置は、以下の2点をクリアしていれば、なんでもOKというものです。1.患者が、より可能性の高い手段を選ぶことを妨げない 2.経済的な脅迫をしない1について。私は東洋医学の鍼灸師... エッセー
身体へのヒント 45歳脳梗塞女性が職場復帰できた「保険外リハビリ」とは 大手企業のシステムエンジニアであったAさんは、突然45歳で脳梗塞を発症していました。回復の鍵となるのがリハビリですが、現在の医療制度では時間や内容が制約されます。新しい試みのひとつである「保険外リハビ... エッセー身体へのヒント
エッセー 科学と、迷信や疑似科学を見分ける方法について 科学と、非科学や迷信・蒙昧との区別はとても難しいものです。知識の限界や、先入観、伝統や伝説などのために、判断が偏向している可能性があります。こういうときは、別人の意見に耳を傾けることが効果的です。『疑... エッセー
エッセー 卵は一日1個まで? コレステロールの考え方が変わっています 昔は、卵は高コレステロールなので、一日1個以上取ると体に悪影響がある、と言われてきました。この考え方は、今では変わってきています。●食事が、コレステロール値に与える影響は少ないコレステロールは体内で合... エッセー
身体へのヒント 不必要な排卵が、子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣腫瘍のリスクを高める? 家にあった『Hanako』 #1016 p.92 を読んでいたら、「現代女性の平均月経回数は、昔の6倍近くに達している」という記事がありました。手元に雑誌の現物がないので不明瞭で申し訳ないのですが、「... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント ストレスによる腰痛には「安静」よりも「思考の癖」を変えることが重要 腰痛の原因が整形外科的な支障によって発生するという学説は、もはや世界的に否定されています。脳が重要です。まして「安静」などもってのほか。ホームページに掲載された松平先生の記事は、最新の腰痛研究の紹介と... エッセー痛み身体へのヒント