「痛みを取る」と「痛みが出ない身体にする」は違います。
痛みがあるときは、痛みを取る対策しかできません。
痛みがないときに、痛みが出ない身体にするよう対策ができます。
鍼灸院にいらっしゃる患者さんは、「腰が痛い」「首がしんどくて寝れない」といらっしゃいますが、痛みが引くと来院されません。これでは鎮痛剤の代りです。
目的は「辛い病症が出ない身体にする」ということですから、痛みがないときもきちんと対策されることをお勧めします。
これは花粉症・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患も同じです。鼻水や痒みなどの症状が強いときは、それに対する対処に焦点が行き、体質改善に力が及びません。症状が収まっている時が勝負なのです。
ですので、ご近所の、きちんと通える鍼灸院を選ぶことをお勧めします。