痒み、アレルギー。誰にでもできること #2

身体へのヒント

日本では「鍼師」「きゅう師」の資格者が「医療類似行為」として鍼灸を行いますが、中国はもちろん、欧米でも鍼灸は立派な「医療行為」であるので、「医師」資格者が鍼施術を行います。

鍼の利用がもっとも進んでいるというのか、過激なのは、米軍の海兵隊です。

兵隊の耳のツボに、小さな鍼を植え付けます。恐怖などの激しい感情が起こらないように。税金を使う軍隊ですから、統計的根拠が求められます。ずいぶん時間をかけて、その効果を測定して、採用されたようです。

耳に鍼を刺して医療効果を出す方法には、いろいろな流派があって、それぞれが効果を競っています。一般の方でもお試しいただけそうなのは、この季節の深刻な苦しみ『花粉症』対策でしょうか。

縁中、内耳、目、風渓

といった耳のツボに鍼を刺します。

市販されているセイリン社「パイオネックス」でOKです。お試しください。より専門的にはお近くの鍼灸院にご相談になるよいいと思います。