スターバックスは、私にとっては希望への窓なのです

Staff Blog

(ビートル。ブラジル製のを3年くらい乗っていた)

私は1958年の生まれなので、初めて東京と大阪を移動したときは、特急『こだま』で8時間かかった。東京から福岡に転居するときは、電車の乗り継ぎで、夜半大阪の駅前旅館に泊まり、翌朝電車に乗り継ぎ、福岡についたのは、翌日夜だった。今では飛行機で、簡単に日帰りできる距離も、当時は、海外に行くような時間と、肉体的な疲労を伴ったのだ。

今では、私がよく行く長野の街からでも、簡単にバスや電車に乗り、日帰りで東京に行き来が可能だ。50年くらいで、人々は、その程度の距離を、気軽に移動できるようになった。幼児には無理かもしれないが、中学生なら充分可能だろう。

スターバックスは、すごい勢いで多店舗展開を遂げ、今では都市部以外にも店があり、(よく知らないのだけど) 都市部と同じメニューが提供される。これもよく知らなくて言っているのだけど、スタッフの方々のマナーとか、職業的な振る舞いや、職場環境も、都市部と同じなのだと思う。

地方都市に住む若い知人が「スターバックスは、私にとっては希望への窓なのです」と。

その意味は、私にも薄々、わかる。そして、私はもう40年くらい東京に暮らしているのだけど、たぶん、ここはその方のおっしゃる「窓の向こう側」なのだと思う。もちろん「夢の国」でも「希望に満ちた世界」でもないのだけど。