新しい鎮痛メカニズムの発見について

身体へのヒント

痛みについては、いろいろな学説があり、なかなか有効な対策法に結びついていないのですが、この発表はとっても興味深いものです。

「自己免疫を正当に動かすことで痛みを除く」というのは、鍼灸の鎮痛の基本的な考え方でもあります。早く、鎮痛メカニズムが解明され、臨床に応用できればと思います。

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九州大大学院医学研究院の研究グループは、強烈な痛みやしびれが生じる「神経障害性疼痛(とうつう)」について、痛みを伝える感覚神経を攻撃する「自己抗体」が一因となっていることを解明した。国内に約600万人の患者がいるとされ、その一部の早期診断や対策法確立につながると期待される。

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