癌(がん)は東洋医療でどう対策するのでしょうか

身体へのヒント

癌について、いろいろな書籍や雑誌が取りあげていますが、癌を東洋医学でどう対策するかについては、この本がとっても参考になると思います。専門家向きの本ではありますが、充分わかりやすく書いてあります。後半にある、癌の種類と漢方調剤のところは、さすがに敷居が高いでしょうが、具体的にどのような薬を飲むのか、イメージできるのではないでしょうか。

「再発させない」とありますが、先生は外科医でらっしゃるので、原発性の癌は切除が第一選択肢というお考えです。最初から「外科手術はいや」という方もいらっしゃるでしょうが、可能性を広くとって参考にされるといいと思います。

著者の小髙修司先生は、東京医科歯科大学医学部出身。東京医科歯科大学・国立がんセンター・東京都立豊島病院で,外科医として頭頸部領域のがん患者を担当され、その経験から、西洋医学のあり方に疑問を持ち、中国医学を学ばれました。1988年都立豊島病院東洋医学専門外来初代医長に就任。1993年中国医学による専門医療を目的とする中醫クリニック・コタカを開業されています。

鍼灸師や漢方医などの東洋医学プロパーではない履歴の先生ですから、一般の方にはより馴染みやすいのではないでしょうか。

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