冷え

身体へのヒント

桜の花見は、油断大敵

桜が満開になると、花見に出かける。花は新しい出会いを予感させ、華やいだ気持ちにさせる。でも、仕事の帰り、うっかり軽装で出かけると、日中と違って、まるで冬のような寒さにたじろぐ。そう、花は美しく開花して...
身体へのヒント

素人の生兵法に、ご用心

2024年6月初頭。帰宅するとき外を歩いていると、肌寒くて「薄着しすぎたな」と後悔したのに、帰宅すると、室内はじめじめしていて、暑苦しくて、さっきは「薄着しすぎたな」と後悔した服を、剥ぎ取るように、脱...
身体へのヒント

冷えについての雑感

この世界に入る前からみんなが言う「冷え」とは何か、について考えていた。で、なかなか考えがまとまらず、周辺をくるくる回っている。今日の患者さんの話。天ぷら屋に行ったら、そこの大将が揚げる鍋の湯温は、指で...
エッセー

初春の不快な身体感覚について

花粉症であるので、抗ヒスタミン剤や、坑鼻炎剤も飲んでいて、いつも身体の重だるさを感じているのだけど、それとは別に、身体の中心に熱があり、それが身体を温めようとする。身体は、まだ季節は冬だと判断している...
身体へのヒント

血流をよくする、ということ

西洋医学的に説明します。ご存じのように、血液は、心臓を出た動脈が、手指先や足指に広がる末梢毛細血管を巡り、汚れた血液を静脈に流して、心臓に戻る、という循環を繰り返しています。筋肉も腱も組織も、人間の身...
身体へのヒント

膝の軽い痛みには、お灸がお勧め

この時期、例えばレストランやカフェで過ごしていると、予想以上に下半身は冷えてしまいます。冷えは、筋肉よりも腱や関節周りの構造体に影響を与えます。このため、激痛というほどではないけど、膝を動かすと軽い痛...
身体へのヒント

冷え、痛み、不快な皮膚感覚は、どうして発生するのか

ヒートテックを何枚も重ね着して来院されて、室内が寒いとおっしゃる。手も足も、腹も頭も、私の手のひらよりあったかいのに、部屋に寒さを感じるとおっしゃる。私が触れると、冷たいといい、やがてくすぐったいとい...
エッセー

寒い、暑いという感覚について

患者さんの身体をみていて、体熱が充分にあるのに、温覚に過敏で、室温を気にして、タオルを掛けるときの風にも冷気を感じる。施術の指が触れたときの皮膚刺激が強く、痛みではなく、くすぐったく感じる。こういう、...
Staff Blog

身体が冷えているとき、どこを温めればいいのか

指先が冷えてつらいとき、肩が固く重だるいとき、どこを温めればいいのだろうか。冷たい指先だろうか、肩の上なのだろうか。私は、肘を温めることをお勧めする。ツボでいうならば、手三里・天井を含むあたりである。...
Staff Blog

気候の微細な変化に、身体はそれに見合わない大きな変化が起こる

(大学に入って初めて買ったパックが、古道具屋にあった)昨日まで快適だったスニーカーソックスが、今日は足元から冷感が立ち上がり、とっても不愉快だ。同じ素材の、少しだけ丈の長いソックスに変えたら、快適にな...