むち打ち症

むち打ち 身体へのヒント

交通事故などで起こった、首部やその周辺の打ち身・捻挫・骨折・頭部外傷などをむちうち症といいます。西田皓一氏は『東洋医学見聞録』のなかで、次のように書いています。

東洋医学では「寝違い」は経絡の病であり、鍼灸で比較的治りやすい。「むちうち」は頚椎の捻挫なので、頚椎とその周囲が損傷し、その結果そこに瘀血が生じているので、施術が長引く。いずれにしろこの2つは漢方薬は効かない。鍼灸が効果を発揮する疾患である。