エッセー ある日を境に、身体の調子ががらりと変化する ステロイド剤での調整を欠かせないほど深刻ではないけど、通年的に「痒み」に煩わされる患者さんがいらっしゃる。来院されて、以下のようなお話をされる。「風が冷たくなったな、もう秋だなと思った夜、風呂あがりに... エッセーStaff Blog
エッセー 医療は人間が行うべきなのか、AIが行うべきなのか 表題の件を、粗々(あらあら)で考えてみた。医療は、治療者と患者の間に「人間的な影響」を排除することが難しい。大きな病院などは、人事上の問題もあって、例えば、患者が、担当医師と依存関係に陥ることを、でき... エッセーStaff Blog
身体へのヒント 季節の変わりめの身体は、意識よりも疲れている 9月末から10月初頭。夏から秋への移行の季節。「この時分になると体調を壊す」と来院される方が多くなる。症状は、さまざまなのだけど、印象的なものを一つ挙げると、主訴は「首のあたりがざわつき、眠りが浅い」... 身体へのヒントStaff Blog
Staff Blog 東洋医学と西洋医学は、安易に混ぜ合わせられない (掲示の形式が異なるので、ちょっと当惑した)先日、脊柱管狭窄症の治療に関する講習会に参加した。講師は、斯界に実績のある、長く病院で慢性疼痛の治療に当たっていらっしゃる先生である。最後になって、参加者か... Staff Blog
Staff Blog 「体を休める」というのは、どういうことなのか 作家池波正太郎は、毎週日曜日の朝、なじみの鍼灸師にかかる。「身体にも、1週間に1度は、休みが必要だろう」と言ったという。ところで「体を休める」とはよく言うが、それは、どういうことをするのだろうか。寝る... Staff Blogトピック身体へのヒント
トピック 顔に水をつけるのが嫌な人は、泳ぐことはできない 「鍼灸 (はり・きゅう) を受けると、身体の疲労が回復する。以前は、仕事がこみ合ってくると、鬱っぽくなったけど、鍼で身体の疲労が回復すると、鬱がおさまり、現実的な感覚がよみがえってくる」と言っていただ... トピックStaff Blog
Staff Blog 病院に行くのが好きだ、という患者さん 二人の患者さん、A さんと B さんは、ほとんど同じ病を得ていて、進行レベルも、ほぼ同じ、生活への支障もほぼ同じレベル。A さんは、病院へ行くのが、大好きだ。「だってあそこに行くと、私と同じ境遇の人が... Staff Blog
身体へのヒント 身体の熱は、本当に気温のせいなのか 「暑い暑い」と、ハンディファンを顔ぎりぎりまで近づいて、ハンドタオルで汗をぬぐう。顔や額だけでなく、頸の前後の汗もぬぐう。確かに暑いことは暑いのだけど、こういう方の多くは、何か、暑さによる不快を越えた... 身体へのヒントStaff Blogメンタル_自律神経失調冷え
痛み ぎっくり腰や五十肩は、最初の1週間が勝負 ※ 以下、腰痛や頚肩部の、主に筋肉・腱・神経に由来する痛みについて述べる。感染に伴う痛みや、組織破壊を伴う発痛については、対象としていない。「急性期」とは、同じ症状が3ヵ月程度継続していることをいう、... 痛みStaff Blogエッセー
Staff Blog 幕末の皇室政治は、新鮮 幕末の人々は長らく討幕派・維新政府派を主体とする「革命史」の中での立場から、語られることが多かったから、守旧派であったり、反体制的立場の人間の扱いが、類型的で、ぞんざいになった恨みがある。今から思うに... Staff Blog