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トピック

『最新ニューロマスキュラー・テクニック』を読む

この本が取り扱っている神経節テクニック(NMT)の理論や、施術技術について、私は自分の臨床では使用しないのだけど、その理論には、自分がやっている治療のヒントになったり、別の視点からの理解に役立ったりで...
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精神科医神田橋條治先生の経絡治療の本

「内科医が、薬の処方をしないとなると、どのような治療がおこなえるのか」そういわれた。なるほど、現代の内科医は、処方医ということなのだな。この本のカバーにあるように「(精神科でも) 治療・援助は、薬物投...
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南仏の田舎町に遊びに行きたい

大きな建築物を見るのが好きなのだけど、ヨーロッパでは教会建築がおもしろい。名もない田舎町に行っても、街の中心部に、大切に使われている教会があり、その周辺のベンチに老人たちが、日がなまったりと時間をつぶ...
エッセー

初春の不快な身体感覚について

花粉症であるので、抗ヒスタミン剤や、坑鼻炎剤も飲んでいて、いつも身体の重だるさを感じているのだけど、それとは別に、身体の中心に熱があり、それが身体を温めようとする。身体は、まだ季節は冬だと判断している...
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「合理性」に取り囲まれた社会で、どう生きればいいのだろう

最近、弁護士の方と打ち合わせをする機会が多く、思うことも多い。ひとつ、たぶん彼らの職業文化は「係争になったときに、勝てるかどうか。どうやって勝つか」が第一のテーマであり「係争を避けるには、どうしたらよ...
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『可愛い嘘のカワウソ』が好きなのだ

こんなに見ていて無条件に幸せな気分になれる絵は、久しぶりかもしれない。筆のような、水彩のようなタッチは、鳥獣戯画のようであり、物語は (単純なエピソードであることがうれしい) 初期のディズニーのようだ...
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世界的に、政治の季節なのだろう

わが国も、安倍晋三ー菅義偉-岸田文雄と変遷してきた。いずれもそれなりの問題を抱え、過大評価されたり、過小評価されたりして、現在に至る。そんな時代に、何か政治学の本でもと思っていたら、図書館で岡義武『明...
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美しい蓋物を作っていただきました

亡くなった両親を、出来合いの壺に納めるのは嫌だったので、無理をお願いして、蓋物を作っていただく。波佐見の藍水さん。茶事が好きだった母のと、囲碁が好きだった父のと。
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『ハワーズ・エンド』E.M.フォースターを読む

久しぶりに読書する。1879年生まれのイギリス人が、1910年に書いた、ロンドンとその郊外で繰り広げる、主に3人の人間についての小説。訳したのは吉田健一。480ページ余り。「人と人の間の理解はどのよう...
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「科学とは何をなすものなのか」を考える

今さら、といわれるかもしれないが、山本義隆は私にとっては古典である。いまは『十六世紀文化革命』を読み直している。15世紀の大学アカデミズムや、人文主義的なルネッサンスが、17世紀の華々しい自然科学を、...