Staff Blog

身体へのヒント

疲れていると、身体は痛む -2

身体の痛みなどの不都合は、多くの場合「疲れ」から生じると書いた。では、どうすれば「疲れ」を取ることができるのか。それは、筋肉の硬結=コリとして表現される、とする。そのコリを、もみほぐせばいいのか、鍼で...
身体へのヒント

疲れていると、身体は痛む -1

歯が痛むので歯科医に行くのだが、明確な原因を見つけられず。でも先生の「口の中が疲れている。歯茎の状態も、唾液腺の開き具合も」というのが腑に落ちた。私も、長く通っていただいている患者さんを拝見していると...
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ファッションは思想だが、デザインは技術である

とっても好きな言葉なのだけど、誰が言ったのか、どこで知ったのか、まったく覚えてない。例えば、財布。「美しければ、紙幣など、入らなくてよい」というのがファッションで、「美しいが、実用性を損じない」という...
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東洋医学についての妄想 2023年秋 – 3

自分で書いたものを読み返して思ったのだが、私は東洋医学を「人体から発生・発達したもの」ではなく「世界の概念的理解を、人体に応用したもの」と考えている節がある。例えば「肝」は、肝臓の機能を観察、抽象化し...
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どなたか、英数字のデザインを変えてくれないだろうか

(Googleフォトに「マッキントッシュ」で検索させたら、この写真が選ばれた。リンゴの品種名と解釈したのだな)年を取ってきたので強く思うのだけど、5と6、xとX、9とqと、1とlなど、間違えるとクリテ...
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身体が冷えているとき、どこを温めればいいのか

指先が冷えてつらいとき、肩が固く重だるいとき、どこを温めればいいのだろうか。冷たい指先だろうか、肩の上なのだろうか。私は、肘を温めることをお勧めする。ツボでいうならば、手三里・天井を含むあたりである。...
エッセー

東洋医学についての妄想 2023年秋 – 2

「気」は、変化するもののことをいうと、前回書いた。ここでいう「気」は、専門学校の教科書や、多くの鍼灸院のホームページなどが採用している、日本における標準的な定義とはいささか異なる。東洋学は、先哲の教え...
エッセー

東洋医学についての妄想 2023年秋 – 1

「気とは何か」を現代的に定義するなら (古典的な解釈で定義しないのなら) 巡っているという状態を起こしている一切の「もの」のこと、となるのではないだろうか。巡るという現象を起こしている、一切のものであ...
身体へのヒント

寝る前にスマホを見てはいけない

「バックライトを覗き込むと、自律神経が興奮するから」ではない。「好奇心を刺激する情報の選択肢が、無数にあること。無数にあることを、知っていること」が問題なのだと思う。寝る前に何かをするなら、本を読むほ...
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プロテスタントとは何か。個人主義とは何か

私が腑に落ちた答えは「自分で、聖書を読みたいという、願望を叶える主張者」のこと、というものだった。聖書はラテン語で書かれている。ドイツの片田舎の商人は、ラテン語など読めないし、学ぶ時間も、余裕もない。...