2023/09/03 荻窪のいて座へ 何もない時期をどう過ごすか

占い

重苦しい八月を脱皮したら、颯爽とした風が、八月の抜け殻を飛ばしていった。
つかの間の休息に落ち着いた朝に見上げると、心なしか、空の色も爽やかになった気がする。

きっと、いつも通りのことを、粛々と、淡々と、やるしかないのだにゃー。
何も考えず、手を動かすしかないのだにゃー。
わかっているけれど、それがとても難しい。

九月が、八月よりも八月らしいと思うのはなぜだろう。
今の九月が、僕たちの記憶の中の八月に、似ているからかなぁ。
秋と呼ぶにはまだ早く、夏と言うにはもう飽きたような、そんな狭間。
その隙間を、風が通り抜けていく。