エッセー 腰痛とは何か #1 オーストラリアの疫学研究によると、1.腰痛発症率は30代が最も高い2.全体の有病率は60~65歳まで増加するが、その後徐々に減少する3.危険因子として低学歴・ストレス・不安・抑うつ・仕事への不満、職場... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント モートン病は治らないのか? モートン病は整形外科医によっては「不治の病」と言うらしい。「不治の病」などと軽率にいうものではないと思う。私は、何人かのモートン病の患者さんの鍼灸を行っている。今日通信の途絶えていた患者さんからSNS... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント アトピー性皮膚炎の施術雑感 今日最後の患者さんの主訴はアトピー、12回目である。腹臥位で施術していたとき、その首筋がとてもきれいで、最初のころの荒れた肌を思うととても感慨深かった。カルテを見返すと6回目くらいでほぼステロイド剤を... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント 鍼を刺すことで、筋膜内の筋肉の動きが滑らかになり、痛みが取れます 筋膜内の滑走性を高めることで痛みを取ることが注目されています。西洋医学的には、生理食塩水などを注入する方法が取られるようですが、鍼でも同じ効果が出せます。添付の映像では鍼の刺入によって、筋膜内の筋肉の... エッセー痛み身体へのヒント
エッセー 「福島甲状腺がん50倍」論文に専門家が騒がぬわけ 相馬中央病院 内科診療科長 越智小枝先生の「福島甲状腺がん50倍」論文に専門家が騒がぬわけ・1 という記事です。原発事故とその後遺症の調査データについて、データの精度・解釈・推測についてクールに解説し... エッセー
エッセー 鍼灸はどうして効くのか -現代的解釈(西洋医学的解釈)#4 (「3.鍼灸は、オピオイドを初めとする脳内物質の分泌に影響を与えます」からの続き)鍼灸を行うと、うつや不安・慢性痛の解消も期待できます。前頭葉は、我々の認知や思考を司る場所ですが、ストレスに影響を受け... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント 鍼灸はどうして効くのか -現代的解釈(西洋医学的解釈)#3 (「鍼灸はどうして効くのか -現代的解釈(西洋医学的解釈)#2」からの続き)前回解説したのは、鍼は交感神経に刺激を与えてることで対策を行う、というお話でしたが、今回は、鍼は脳内の分泌物 (オピオイド)... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント 鍼灸はどうして効くのか -現代的解釈(西洋医学的解釈)#2 (「鍼灸はどうして効くのか -現代的解釈(西洋医学的解釈)#1」からの続き)では鍼灸を初めとする東洋医学的な効果は、現代医学的にはどのように評価されているのでしょうか。アメリカ国立衛生研究所CAM研究... エッセー身体へのヒント
身体へのヒント 鍼は、うつ病など精神疾患にも効果があります。その1 まず東洋医学的解釈についてお話します。『気(き)』という概念がもっとも重要です。われわれの身体には生命活動を司るエネルギー(これを「気」といいます)が循環しています。この体内の気の流れを正しく(これを... エッセー身体へのヒント
エッセー 「性」と「死」と「何か」 大学を卒業し駆け出し編集者のだったころ担当した本に、先日亡くなった川島なお美の『シャワーのあとで 恋の終わり愛の始まり』があったと書いたけど、ほぼ同時に曽野綾子の『戒老禄』の改版も担当していた。この本... エッセー