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オーストリアのご縁

なぜだかわからないのだけど、本院は、オーストリアの患者さんが多い。オーストラリアではなく、オーストリアである。2025年最後の患者さんは、オーストリアで医療関係の研究機関で仕事をされている30代の男性...
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おなか、すいてるんじゃない?

仕事柄いろんな身体表現の方を拝見する。鬱的な思考の方、逆に躁に振れる方。よく来院される肩こりや、腰痛、不眠といった病症の方を含めて、まず「お腹がすいてるんじゃないの?」と心配に思うことが多い。じゃあ食...
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跡を残して、逝きたくない

亡くなった両親、とくに父は「自分が生きた痕跡を残さずに、死ぬ」ということを考えていたのではないだろうか。最近、そう思う。ふつう、人は生きると、金とか、実績とか、負債とか、何らかの影響を、後の世に残す。...
身体へのヒント

「しょうがない」は、魔法の言葉

今日、拝見した患者さん。長らく統合失調症の治療をしてこられ、それがだいぶん回復してきたようにみえていたのだけど、先日主治医から言われたことが、たいへん気になって、不眠になったので、その旨を訴えたら「あ...
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現代鍼灸の複雑さ

先日金子先生の勉強会で、泄瀉の治療として水分 (ツボの名前) を使うというのを学んだ。その夜、施術の後の患者さんと雑談で、小腸に近い位置だから水分なのか? 小腸と判断しているのなら何で太陽小腸経の原穴...
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人倫と医療が、可不分であった時代

儒医という言葉があるかつて江戸以前の医師は、医学を修めるためには、儒学について精通してなければならないとされていた。儒学書を理解しないと、医書へは進めなかった。医師はすなわち、儒者であった。これは、今...
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三遊亭圓朝に興味を持っている。

明治初年に、日本人はあるいは東京人は、どのような精神状態で過ごしていたのか、に興味があるからである。これは、なぜ現代の日本人がコロナや外国人を恐れ、将来は絶望であるという言説を弄することを好むのか、と...
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感情のやり場を、用意しておきたい

生きていると「望みとは違う結果を、受け止めなければならない」ということに出会ってしまう。私が生きてきたいつの時期からか、「それを見切って、別の選択肢を選ぶ」ということができるようになった。できなかった...
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生きていくうちに失うもの、変質するもの

医師や、弁護士などの士業の方との間に感じる違和感は、フィクションの説く諸経験の有無に由来するのではないかな、と思う。今回読んでいるのは、木内昇。名は「のぼり」と読む。女性である。私は、小説の近作を追う...
エッセー

患者さんが、奇跡を起こす

私は、病を得た患者さんが治るのは、患者さん自身の力であって、医療関係者は、患者さんの治す力を賦活させることが、仕事であると考えている。私も何度か「奇跡的な」経験をしたことはあるが、それは医療関係者の手...