エッセー

身体へのヒント

人体で最大、新しい「器官」を発見? 米研究

われわれ東洋医学の徒には、古代から「三焦(さんしょう)」という器官が存在しているのですが…。-------------------(CNN) 米ニューヨーク大学などの研究チームが、体内の「間質」と呼ば...
エッセー

関節リウマチの対策について #1

関節リウマチは、激しい痛みと複雑な転帰を取る厄介な病気です。弊院にも多くの患者さんが受診されます。リウマトレックスやメトレートなどのメトトレキサート系薬剤で関節の変形をコントロールしながら、鎮痛剤で痛...
身体へのヒント

「赤ちゃんができました」 うれしいニュースが続きます

当院では不妊対策といったことを特にやっていないのですが、今年に入ってから「赤ちゃんができた」といううれしいニュースをいただいています。お仕事をしていらっしゃる女性のご来院が多く、慢性的な疲労、肩・頚・...
身体へのヒント

女性と生理:#1 不必要な排卵が、子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣腫瘍のリスクを高める?

月経困難症を初め、子宮内膜症・子宮筋腫といった女性特有の病気の基礎に、『生理』があります。この問題は女性にとって避けがたいものでありますが、まだ語られていない側面もあるようです。自宅にあったマガジンハ...
身体へのヒント

慢性疼痛の最新研究:「社会的敗北ストレス」が悪化を促進する

ある痛みが重篤で慢性化する過程には、「社会的敗北ストレス」が強くかかわっているという説が有力視されています。滋賀医科大学病院教授 福井弥己郎先生の発言を、辻本が要約しました。(文責は辻本にあります)2...
エッセー

概念に納得がいかないと、結果が失敗してしまう

今日患者さんと「最近では、数学ができないことを『数学学習障害』というんだそうです」「病気、なんですね。あと何年かしたら、薬が開発されて、それを飲むだけで数学ができるようになるのでしょうか」というような...
エッセー

肩こり・腰痛の鍼灸:7  胃や腸が悪いと肩こりになる

身体のなかの水分の循環性を維持するためには、五臓の「肺・脾・腎」が重要なのですが、これらのうち「脾」は、消化器を正常に働かすためにも重要な役割を果たします。さらに「脾」は「胃」と協調して働き、両者は相...
身体へのヒント

肩こり・腰痛の鍼灸:6  座り続けると肩こりになる

体内の不要な水分=湿が、肩こりを引き起こす原因の一つである、というお話をしました。「飲んだ水を、体の中を巡らせて、尿や汗として体外に排出する」という身体の働きは、東洋医学では、いわゆる五臓の「肺・脾・...
エッセー

パルス (電気) がいつも有効とはかぎりありません

鍼灸院でよく見かけるパルス機器。「低周波治療器」といいます。一般的な鍼灸院では「鍼を数本刺して、15分くらいこの器械をかけて終わり」というのが1つのコースになっているようです。このパルス機器はどのよう...
身体へのヒント

肩こり・腰痛の鍼灸:5  食べ物・気候と肩こり

「仕事が忙しいと、肩がこる」というのは理解しやすいのですが、食べ物や気候も、肩こりを生むというお話です。鍼灸を初めとする東洋医学の起源は、中国に求められます。この中国ですが、今でこそ共産党政府によって...