雪が降り続く。きっとここにも、東京にも、目に見えない雪が振っている。
雪は重たい。重力が強くなったみたいに。
雪は冷たい。僕は寒いのかもしれない。
雪は白い。前が見えない。
雪は全てを覆う。どこに立っていたのか、分からなくなる。
そんなにたくさん乗せて、どうするだ。
みずがめ座の土台だって、そんなに強くないんだよ。
音もなく増えていく重量に、屋根が潰れないか心配で、眠れない気がする。
考えるほど、ドツボにはまる。
喋るほど、空回りする。
書くほどに、過激になる。
これはまるで、雪道でスタックしてしまったみたいだ。
こういう時は、一つ一つ対処するんだ。
出来れば助けを呼んで、よいしょ、よいしょ、だ。
雪はみんなのうえに振っている。
君は一人じゃないんだぞ。


