2025/11/15 言葉の解釈がズレている

占い

最近、昆虫と哺乳類の話を書いた。

言葉の解釈がズレている同士で、どのように話せば伝わるのか、という問題がある。

僕にとっては、単なる言葉の使い方の問題ではなく、身体観に直結しているのだけれど。  
  
自分のことを昆虫的な存在と認識している人と、哺乳類的な存在と認識している人がいる、とする。

同じ言葉を言っても、その伝わり方が違う。

例えば哺乳類の僕が、“自分を大切にしてください”と言う。
昆虫的な人は、「それは、土の中でじっとしてろってことですね」と、
「サナギになって外界を遮断するって感じですか」と、考える。

僕が言いたかったのは、毛繕いをするとか、コタツに入ってぬくぬくするとか、そういうことだったんだけれどなぁ。

“成長が大事だ”と言う。
昆虫型の人は、「つまり、幼虫の自分から、脱皮しないといけないってことですね」
「つまり、蝶のように進化していかなければいけないってことですね」
と、理解される。
  
  
僕は、腹いっぱい食べて、思う存分寝て、スクスク大きくなる、みたいなことを言いたかったんだけれどなぁ。
  
  
『何事も極端に考えるといけない。中庸が大事ですね』とまとめるのは簡単だけれど、端と端の濃淡の問題ではなく、身体観の問題である、と思う。自分を猫と思って生きるか、働き蟻と思って生きるか、の違いである。それは、濃淡ではない。見てる世界が丸ごと違う。互いがそれに気づかないまま、互いの解釈を前提にして、話をする。そうすると、やはり話が通じない、ということが起きる。
  
  
さそり座に関係して僕が思うのは、そういうこと。