身体へのヒント 鍼灸が「治療行為」になるために 不思議がある。例えば、「足ツボ」の効能の位置は、一般的な鍼灸のものとは違っているのは、なぜなのか。あるいはピアス。耳垂の中央に刺されたピアスは、耳ツボの医療効果を発揮するのか。もしも身体が、これらの刺... エッセー身体へのヒント
エッセー 患者さんが、奇跡を起こす 私は、病を得た患者さんが治るのは、患者さん自身の力であって、医療関係者は、患者さんの治す力を賦活させることが、仕事であると考えている。私も何度か「奇跡的な」経験をしたことはあるが、それは医療関係者の手... Staff Blogエッセー
Staff Blog ジェンダー問題と中医学 最近ジェンダーについて思うところがあり、いろいろ考えることがある。例えば、中医医学である。単純すぎるといわれると思うが、中医学に、歴史上高名な女性の理論家、というのはいたのだろうか。治療家でもいいが。... Staff Blogエッセー
エッセー 生きていることの違和感の正体について 昭和の映画を見ていると、喫煙シーンがやたらと出てくる。刑事たちが貧弱な証拠から犯人を推理するシーンというような緊迫した場面だけでなく、デパートガールが気晴らしに出かけたパーラーでおしゃべりに興じながら... Staff Blogエッセー
エッセー 勝ち組・負け組の判断者は、誰なのだろう 自分が、現在あるいは将来、勝ち組なのか、負け組なのか、と考えてしまうことが、苦しみの源泉である、という人がいる。それに気づかない人は、もっといる。世界の本質は、勝ち組・負け組みのような、単純な二分法で... Staff Blogエッセー
エッセー 「普通である」という病 どうやら世界では、多様性や、少数派との共存という、高度な妥協や、政治性を伴う社会創造を放棄して、多数派の、多数派と思われる人々が、心地いい社会の建設に、梶が切られたようである。心配である。世の中には、... Staff Blogエッセー
エッセー 先天の幸福と、後天の幸福 東洋医学には、先天の精、後天の精というのがある。前者は生まれながらに持っている形質・資質、後者は生きていくうえで体得した形質・資質 (原義を意訳している) の意味だけど、これは人生のあらゆる断面に、当... Staff Blogエッセー
Staff Blog 第九と葛根湯 腱鞘炎で通院いただいている患者さんが、喉が痛く、風邪の引き始めの感じがある。次の日、ベートーヴェン第九「合唱」の本番で、大変心配しているとおっしゃる。で『葛根湯』をお勧めする。医師の処方では、1袋2.... Staff Blogエッセートピック身体へのヒント
身体へのヒント 食事は、やっぱり大切なのだな 今日の患者さんのお話。100歳を越えたお母さまが、心不全で、あと1週間と、余命宣告される。で、それから頑張って毎日食事を作り、施設に通って、一緒に食べた。すると、だんだん量を食べれるようになり、先日は... Staff Blogエッセー身体へのヒント
エッセー 私は、スピ系なのかもしれない 私のやっていることは、「医学」ではない気がする。病名の羅列と、その治療法の本を読んでいて、そう思ったのだ。「下肢外側部の疼痛の原因は、坐骨神経の絞扼にある」なんてことは、ないのではないか。そんなシンプ... Staff Blogエッセー