星は、自分が光っていることをわかっているのかな。
その光は、必ずしも明るいとは限らない。
ときには不穏で、ときには悲しげで、ときには怒っていたりする。
その光を無視できなかった人が、星をみるんだと思う。
君が光っているのは、こんなに遠く離れたここから、ちゃんとみえているよー、って、伝えられたらいいのに。
そう思うと、こっちの光も、誰かが見ていてくれたらいいなって思う人たちの気持ちも、少しわかる気がする。
あれは、かつて光ってて、今光っている星たちに、「みてたよ!」ってお返事したい気持ちなんだなぁ。