生理の痛みで、鎮痛剤を手に入れたいというとき、医師に診てもらって、処方薬を飲んだ方がいいのか、ドラッグストアで安売りしているものを買ってもいいのか。そもそも内容物は同じなのでしょうか。効力に差はないのでしょうか。
ドラッグストアも、昔とはだいぶ変わってきましたからねえ。
スイッチOTCって言って、今までは医療用でしか供給されていなかった薬が、薬局で購入できるようになってきました。たとえばロキソニンSっていうのは、病院や診療所で処方されるロキソニン錠とほとんど同じ(割線が入っていない部分が違うだけ)ものです。https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/support/faq/faq_loxonin-s_q1.html ロキソニンSシリーズはその他の成分が配合されているものもありますが。違いはこちら。https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/support/faq/faq_loxonin-s_int_q00001.html
アセトアミノフェンやイブプロフェンが含まれている解熱鎮痛剤としてはhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00404.html こちらに情報があります。内容としてはちょっと違ったりしますが、成分量が同じであれば、効果はおおよそ同じ、と考えていただいてよいのかもしれません、一部カフェイン含有の製剤もありますので、注意してくださいね。
もう一つは、本当に単純な鎮痛剤の話だけであれば、市販の薬でも同じ、って話になりますが、手術が必要な病態があるとか、あるいはホルモン剤が有効であるとか、生活の改善が必要とかあったりしますので、できたらそういう相談ができる相手がいる方が良いですよねえ…。
受診した先の先生がそういう相談に乗ってくださるかどうか、ってのはまた別の問題としてあったりしますけれど…。