勉強のための本とサイト

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医療関係者や、自分の病態について「家庭の医学」より専門的な知識を得たい方に、お勧めの本や、サイトはありますか。婦人科系以外からも、いい本があればご紹介ください。

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こわいもの知らずの病理学講義
仲野徹 著 四六判並製 376頁 定価:2,035円(本体1,850円) 978-4-7949-6972-9 C0047 〔2017年9月〕 書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭を...

仲野徹先生(もと大阪大学の病理学の教授)の『こわいものしらずの病理学講義』(晶文社)はとっても良い本です。そもそもの病理学の領域が莫大ですから、単行本のサイズにおさめるために、本当に病理学で触れる内容のごくごく一部しか触れられていませんが。

 

おしゃべりながんの図鑑 病理学から見たわかりやすいがんの話 | CCCメディアハウスの書籍
『こわいもの知らずの病理学講義』でつまずいた人、必読! 病理学の世界へようこそ。 「病理学」とは、 < 病気はどうしてできてくるのか? > という学問です。 その病理学の真骨頂が、日本人の…

似たような本で、癌についての記述をわりとふんわり、しかし専門的な話も含めて書いてあるのがこちら、『おしゃべりながんの図鑑』病理学者の小倉加奈子先生の本です。たしか、仲野先生との対談も収録されたいた、はずです。

 

おしゃべり病理医のカラダと病気の図鑑 人体サプライチェーンの仕組み | CCCメディアハウスの書籍
意外と自分のカラダ、病気のことってわかっていません。 でも、誰よりも長くつきあう相手だからこそ、どんなふうに働いたり、どんなことに困っているか知っておいたほうがいい。 そこで、おしゃべりな病理医の小倉...

つづいて同じ著者の『おしゃべり病理医のからだと病気の図鑑』。おしゃべりながんの図鑑の著者の2冊目の単行本です。こちらもずいぶんとわかりやすい本になっています。

 

NHK出版 学びのきほん からだと病気のしくみ講義 | NHK出版
病気になる前に押さえておくべき「体の中の4つのシステム」とは。その「つながり」から体と病気の仕組みを知る。「なぜ風邪をひくの?」「腸内フローラって何?」いま大注目の病理学教授による、初学者のための超・...

仲野先生はNHKからも病気の簡単な話を書いておられる本があります。これもわかりやすい。

 

つむじまがりの神経科学講義
小倉明彦 著 四六判並製 264頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7176-0 C0045 〔2020年6月〕 神経科学は脳や神経のしくみを細胞・分子レベルで解明する学...

それから『つむじまがりの神経科学講義』晶文社。結構読みやすかったし、わりと突っ込んだことが書いてあったように記憶しています。タイトルが思い出せなくて結構探しましたが。

 

病気がみえる - チーム医療を担う医療人共通のテキスト
医学生・看護師に大人気!圧倒的なイラストと写真の量で“みて、わかる”病気の教科書

もちろんメディックメディアの「病気がみえる」シリーズはとってもしっかり細かいところまで書いてある、良い本だと思っています。図が、全部かわいい絵になってしまっているあたりが玉に瑕ですけれど、馬鹿売れしているので、版の改訂が結構こまめにされています。なので、最新の情報に更新されていることが多い、というのはお薦めのポイントです。

 

新版からだの地図帳|The Atlas of the Human Body|講談社
講談社『新版 からだの地図帳』公式サイト。見本の申し込みや、パンフレットのダウンロードはこちらから。──累計76万部超の大ロングセラー! 看護・医療・介護の専門学校や消防学校などの副読本として最適です...

『からだの地図帳』一般の人向けの解剖学だと、このシリーズ本もすごく良いですよねえ。ずいぶんと昔に、恩師(ボディートーク協会の増田明氏)に勧められて購入しました。

 

最近は専門家?向け?看護師さんたち向けの教科書がわかりやすい、とか図版がたくさん入っている形で増えてきましたので、どれもこれも、良い感じの本っていうのが増えてきたと感じています。自分が知りたいことがそこに書いてあるか、ってのはまた別の話になったりしますが。

 

早川書房オフィシャルサイト|ミステリ・SF・海外文学・ノンフィクションの世界へ
早川書房オフィシャルサイトでは、ミステリ、SF、海外文学、ノンフィクションの名作から最新刊まで、幅広いジャンルを網羅した書籍の情報を提供しています。 作家インタビュー、イベント情報、電子書籍の配信など...
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早川書房オフィシャルサイトでは、ミステリ、SF、海外文学、ノンフィクションの名作から最新刊まで、幅広いジャンルを網羅した書籍の情報を提供しています。 作家インタビュー、イベント情報、電子書籍の配信など...

『がん4000年の歴史』(ハヤカワ文庫)シッダールタ・ムカジー

これも本当に定評のある本です。わりと分量がありますが、これ一冊で、癌の治療についての歴史がわかります。

 

乳癌日記|株式会社廣済堂出版 kosaido publishing

『乳癌日記』2020年刊行。廣済堂出版。マンガですが、ご本人の経験談と、主治医の先生の監修があって、当時の最新の治療情報が載っています。

 

https://ganjoho.jp/public/index.html がん情報サービス。癌についてはこのWebサイトだけでも十分なんじゃないか、って思ったりします。

 

https://www.nanbyou.or.jp/ 難病情報センター。結構まれな病気の解説がいっぱいあります。

 

https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html 感染症疫学センター。感染症についてちょっと調べたかったらこちら。

 

https://www.jhf.or.jp/check/ 日本心臓財団。心臓病についてはこちらあたりかしら。

 

https://www.joa.or.jp/public/sick/ 整形外科は学会が疾患の一覧みたいなのと解説を作ってくれていますねえ。

https://www.jsog.or.jp/citizen/5704/ 産婦人科学会だとこちら。

https://www.jaog.or.jp/qa/ 産婦人科医会の健康相談Q&Aがこちら。

 

あとは

はじめての漢方 - ツムラのヘルスケア製品情報サイト
漢方のことを正しく知っていただくための情報をまとめたページです。

漢方の入口はこの辺がよさそうでしょうかしら…?

 

https://www.kinokuniya.co.jp/disp/CSfDispListPage_001.jsp?qs=true&ptk=01&q=%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A0%E3%81%AE%E8%AA%AD%E6%9C%AC 昔は『病気とからだの読本』暮しの手帖社みたいなのが、あったんですけれどねえ…。

 

その前の時代は赤本だったりすんでしょうけれど。あれはあれで、クセがあるからなあ…。

 

https://mishimasha.com/books/9784909394170/ それから忘れてはならない、『胎児のはなし』ミシマ社。増崎英明(長崎大学の産婦人科のもと教授)と最相葉月さんの対談。