占い

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2024/11/18 むぎ日記

南北に伸びる道の上で、覗き穴から、僕は向こうを見通そうとする。ぴゅーっと風が、穴を通り抜けてゆく。まっすぐな道が、心細い。これは、秋のせい。僕は、帰ることにする。夜中、風は続いた。扉がぎぃ、と少しだけ...
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占いが「当たる」とはどういうことか

人の心を、さまざまな複雑な感情や思い出や思惑が入っている、引き出しのようなものと仮定する。現代では、人はそれぞれ独立し尊重されるべき個人であると考えられているから、日常生活においては、その引き出しを勝...
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2024/8/24 おとめ座のために旗をなびかせて

君がみようと決めたものを、僕もみることにしようと決め、君がみないことにしようと決めたものを、僕もみないようにすることに決めた。君は、トランポリンを跳んでいる。それは深く沈むほどに高く跳べる、と君は言う...
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2024/7/28 むぎ日記

星は、自分が光っていることをわかっているのかな。その光は、必ずしも明るいとは限らない。ときには不穏で、ときには悲しげで、ときには怒っていたりする。その光を無視できなかった人が、星をみるんだと思う。君が...
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2024/7/15 橋の上は少しだけ涼しい

子どもの頃、橋を渡るのが怖かった。渡っている間に崩れませんようにって、いつも祈っていた。渡るときは小走りで少し息を止めて、向こう側に辿り着くと、ほっとした。僕は、川が怖かったのかもしれない。途中で止ま...
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2024/6/21 夏至と満月

世の中の占い師は、「一粒万倍日」やら「皆既日食」やら、何か極端な状態を、大げさな言葉で尊んだり、あるいは恐れたりする傾向があるように思うけれど、僕はそのどちらもどうかと思う。それはまるで、一年で一番暑...
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2024/5/28 僕はふたご座の弟子

それは、もう100回に満たない気がして、丸々3日分にも満たない気がして、その間じゅう、僕が君にあげられるものは何もなく、君を思っていることの証明は何一つできない気がして、そういう順番に僕たちの人生を作...
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2024/04/21 雲の上を歩いている

僕たちは坂を上りきったのかな。雲の上を歩いているみたいに、ふわふわしている。そういえば、この季節の空気を、肺いっぱいに吸い込むのは、ずいぶんひさびさだ。色んなものが坂道から転げ落ちないように、色んな人...
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2024/03/31 桜、見える形の更新

まるでガムのように、未来に引っ張られながら、過去に引き留められる。きっとこれが「慣性の法則」だ。“昔”が夢に出てきたりなんかして、“今”が未来に向かって出発進行しようとするのを、ほんのわずかでも遅らせ...
Fortune_Study

知らない人に、手紙は書けない

ありがたいことに、何人かの人が、僕の占いを読んでくれたらしい。嬉しいことだ。このページに来てくれる人も、僕の飼い主がやっている鍼灸院に来てくれる人も、僕は勝手に、仲間だと思っている。仲間がいるのは、良...