訪問の場合

ご自宅に伺っての施術も承ります。

普段お使いのベッドか、敷布団で施術可能です。施術では、お腹、背中、足、腕などを拝見しますので、パジャマなどできるだけリラックスした服をご用意ください。また肌を出していただきますので、大きめのバスタオルか、タオルケットをご用意ください。

施術前の食事は避けてください。食後では普段のお腹の状態を診ることができません。食後であれば、その旨お知らせください。

料金は、院と同じですが、鍼灸院からご自宅までの交通費往復 (電車またはバス) を承ります。

1.ご予約、訪問

ご予約については、こちらをご覧ください。

2.問診(インタビュー)

患者さんのお体の状態を正しく把握して、どのような方針で施術するかを検討します。今の症状がどのような理由で発生してしまったのかを、充分に理解するため、30分から1時間ほどかかります。

現在通院している方、かつて通院していた方は、その診断名(病名)をお知らせください。またお薬を服用されている方は、その名前をお知らせください。

3.体表観察と理学検査

舌の色・形、脈、お腹の状態など、東洋医学に必要な検査を行います。お体の状態を知るために大切な検査です。

このほか、関節の可動域、筋骨の短縮の有無、腱反射といった理学的検査を必要に応じて行います。

4.施術

お体の状態から、東洋医学的な診断を下し、それに基づいて施術方法を選択します。

「今日の施術の目的」「どのようなことを行うのか」をお話し、ご同意いただいてから、施術いたします。不明な点や、不安があれば、遠慮なくお話ください。

施術には、症状によって15分から1時間ほどかかります。

施術の種類についてはこちらをご覧ください。

5.報告とアドバイス

終了後、今後予想される体の変化や、注意点についてお話させていただきます。

施術を受けた日は、重労働、アルコール、風呂(シャワーは可)、徹夜、セックスは避けてください。効果を帳消しにしてしまいます。

とくに最初の施術のあとは、眠くなる、だるくなる、あるいは症状がかえって重くなるといった体の変化を経験することがあります。

鍼灸は、気を動かすことで体のひずみを調整するものですから、このような体の変化は鍼灸の過程で起こるものとお考えください。今までの疲れが強いほど、その反動は強く出る傾向があります。

仮に、我慢できないほどの症状が現れたときは、その旨お電話で直接ご相談ください。